フドウのパソコン日記
- 2012年10月26日
- BLOG
どうもお久しぶりです。かれこれ3年と4ヶ月ぶりですね。(大嘘)
ボヌール五車星・山のフドウです。
今回は濃くて長い話をするので
「あぁん?お前の趣味の話なんざ聞く耳持たんわ!!子供庇って拳王親衛隊と戦ってろ!!」
と思った方は戻るボタンを押してください。
突然ですが、自分は機械が大好きです。
どのくらい好きかと言うと、自分でパソコンを作るくらいに大好きです。
今回は皆さんが使用しているPCの構造について、少しお話したいと思います。
これを押さえておけば、今後PCを購入する際の指標になるかと思います。
まず、PCの心臓部「CPU」についてです。
CPUとは、central processing unit(中央演算装置)の略で
心臓部とは申し上げましたが、人間の体で言えば脳の思考を司る部分にあたります。
この性能の指標となるのが「クロック周波数」と「コア数」です。
「クロック周波数」というのは、平たく言えばモノを考える速度
「コア数」というのは、同じく平たく言えば脳みその数
を意味しています。
昔はシングルコアPCが殆どでした
(‘A`) ヒトリボッチ
(シングルベッドシングルコア)
脳みそひとつで周波数を上げて性能向上を図っていましたが
(‘∀`) 給料アガッタ…ガンバロ…
『一つの脳みそで野球をしながら裁縫をする』といった芸当が人間に出来ないのと同様
同時並行で何かをするという目的には適しませんでした。
(‘A`;) ドンナニ給料モラッテモ ヒトリジャ限界…
そこで「脳みそ増やしてしまえばいい」という発想に至り、今のマルチコアCPUの発展に繋がったというわけです。
( ^ω^ )( ^ω^ ) 二人ナラヤレルーヤ-!!!
(デュアルコア)
↓
( ^ω^ )( ^ω^ )( ^ω^ )( ^ω^ ) 四人ナラモットヤレル!!!
(クアッドコア)
↓
⊂二( ^ω^≡^ω^)⊃⊂二( ^ω^≡^ω^)⊃
⊂二( ^ω^≡^ω^)⊃⊂二( ^ω^≡^ω^)⊃
四人ダケド、一人当タリ二人分仕事スレバ八人分!!
(物理4コア倫理8コアのクアッドコア)
少々難しいお話になりましたが…。
昨今ではスマートフォンにもデュアルコア(2コア)やクアッドコア(4コア)といったCPUが利用されております。
選ぶにあたっては、コア数がより多く、周波数が高いものを選べばいいのですが
性能が高すぎるものというのは得てして価格も高騰します。
一般にネットとメールしかしないPCであれば「デュアルコア 2.0GHz」あたりが
一つの指標になるのではないでしょうか。
余談ですが、CPUというものは非常に高熱を発するために
大型のCPUクーラーを取り付けたりします。
自分のは冷却性能のため、純銅で重量2キロほどあります。
次に、メモリです。
「メモリ」という言葉を聞くと、記憶容量があたまに浮かびますが
実はPCにおいてのメモリというのは「記憶容量」ではないのです。
喩えて言うなら、メモリの容量というのは「机の広さ」を意味する「作業領域」なのです。
メモリが多ければ、エクセルの表を開きながらワードで文章を作成するといった芸当も可能です。
一昔前は256MB、512MB、1GBというメモリ容量が普通でしたが、技術革新により
ノートPCでも8GBもメモリを搭載していたりします。
これは単純に容量が大きいものを選べばいいです。
お次が「HDD」です。
HDDはハードディスクドライブの略であり、人間の体で言えば脳の記憶を司る部分にあたります。
メモリとの混同については前述した通りです。一般に言われる「記憶」としての容量はこちらになります。
5~6年くらい前はノートパソコンだと「40GB」なんて容量も当たり前に存在しておりました。
ぶっちゃけて言えば、容量が40GBもあればPCは平気で動作しますし、それ以上の容量を求めるというのは
完全に趣味の領域となってしまいます。ネットやメール程度での利用ならばそれ以上は蛇足かもしれません。
ですがこれも技術革新により、ノートPCでも2TBもの容量を持つものが市場に流通しておりますし
購入時の最低のノートPCでも250GBくらいは積んでいたりもします。
ま、自分の用に動画編集やTVの録画を行なうといったへヴィユーザーならば
何TBあったところで足りない足りないと嘆く羽目になるのですが…。
最後が「グラフィック性能」です。
CPUに対してGPU(Graphics Processing Unit、画像演算装置)等と呼ばれたりもします。
これは文字通り、画像や映像の処理機能に相当する部分です。
このGPUという部品、パソコンを知らない人は一体何のことか分からないと思いますが
パソコンにこだわる人は非常にこだわりが強いパーツの一つです。
パソコンの楽しみの一つ、3Dグラフィックスの映像描写の心臓部とも言える部品ですので
ゲームを行なったりCADでの作業を行なったり、デザイン関連のお仕事をするという環境では
CPUの次に重要なパーツかもしれません。
もちろん必要不可欠な部品なので通常のPCにもついておりますが、マザーボードにへばりついた
チップが無理やりその機能を担っているという状態ですので、性能は貧弱。
こだわる人はわざわざマザーボードに据え付けるために購入致します。
かく言う自分も、このGPUには並々ならぬこだわりを持っておりまして
このパーツだけに12万ほどかけております。
(これが自分の愛機 GTX680です。これを2基積んでいます。)
とはいえライトユーザーには全くと言っていいほど無用の長物。
お子さんがいる家庭やデザインの勉強がしたい方などは少し気にかけてみるといいかもしれません。
今宵のブログは以上です。
次の更新は14年後になります。(大嘘)
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