暗闇の中の一つの光 名古屋
名古屋です。
私が福祉の世界に入って間もない時、分からないことや
知らないことがたくさん。
みなさんに少しでも迷惑がかからないよう、勉強しましたが、
何が分からないのかも分からない・・・苦しい時を多く経験しました。
そんな時、入居者様から、
「いつも元気なのに、何かあったん？」
と言われた時がありました。
お客様はいつも私のすぐ近くにいること・・・
忘れてはいけないことを気づかされました。
『私の不安や気持ちはすぐ伝わってしまう』 入居者様が
いるから、私がここにいるということ。
あたりまえの毎日は大事な事ですが、気づくべきことを
見落としたり、それがあたりまえになったりします。
私が自ら学ぶ事はあたりまえのことで、多くは入居者様から
学んでいました。
「入居者様に、私が出来ることはなんだろう・・・」
介護士になりたての苦しい時、ピカッピカッと向こう側で光が
見えました。
『笑顔で相手と接する』
簡単なことでした。みなさんからもらったやさしい気持ちに対して
やさしい気持ちで接すること。
介護は『大変ですよね』とよく言われます。
私も正直、辛いと思うときはたくさんあります。
でも、いつもそこに入居者様がいること・・・
一緒に笑ったり、喜んだり、時には泣いたり。
この瞬間だけで一気に消し飛ぶ・・・魔法です。
はじめたての頃に比べ、自分の中の奥底で
ピカッピカッピカッと光ることが多くなりました。
より安心に、快適に過ごしていただく為に
今の自分に出来ることは何か・・・
日々考えながら、これからも入居者様と
一緒に過ごしていきたいと思います。
施設長 名古屋
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