フドウ ~最後の章~
- 2012年11月14日
- BLOG
先日、藤子さんの黄色いオカメインコの名前を考えて欲しいとの要望に
少しもじってとても下品な名前を付けてあげたところ
藤子さんにウケたので、晴れて名付け親となったフドウです。
どんな名前かって…?そりゃ…お食事中の方には聞かせられないお名前です。
ところで、唐突ではございますが今回でフドウの日記
最 終 回 となります。
自分は専門学校を今春卒業し、オープニングスタッフとして
今日まで頑張って参りました。
自分のような若輩者に、先輩方は時に厳しく、時に優しく
ご指導、ご鞭撻を下さいました。
ボヌール寺尾というこの施設でお仕事をする上で
毎日毎日が勉強と試練の連続でした。
厳しく怒られた事は数え切れません。
優しく褒められた事も数え切れません。
冗談を交えて笑ったり、笑わせられたりといった事も数え切れません。
入居者の方にご迷惑をおかけした事もありました。
その倍、お力添えになろうと躍起になりました。
無力感に打ちひしがれて泣いた事もありました。
自分にできる事が増えてきて嬉しくなった事もありました。
増長した事も、その後凹んだ事もありました。
苦い経験、甘い思い出、全てが
自分にとっては大切な宝物です。
最後に、内輪の話となってしまいますが
この場をお借りして、お世話になった方々に、一言お礼の言葉を贈り
日記の締めとさせて頂きます。
施設長・名古屋さん
師匠として、大変多くのお叱りとお褒めの言葉を頂きました。
最後の最後まで、出来の悪い弟子を見捨てず可愛がってくださって
大変ありがとうございました。
師匠の名を汚す事が無いよう、今後も日夜精進していきたいと思います。
副施設長・白倉さん
一緒にお仕事をした日々というのは長いようで短いものでしたが
その中でも様々なお心遣いを頂き、大変救われました。
「メシでも食いにいこう」と誘っていただいたあの嬉しさは、忘れられません。
本当にありがとうございました。
玉玲さん
肩の力が入りっぱなしの自分に「真面目にする所は真面目に、息を抜くところは抜く」
という大切な事を教えてくださったのは、玉玲さんでした。
現場でのミスを見逃さずに、しっかりと繰り返さぬよう指導してくださり
大変勉強になりました。本当にありがとうございました。
こてつさん
懇切丁寧に、テキパキと何でもこなし
洗練された職人芸と言っても過言ではないこてつさんの技術の数々を
自分は一つの目標としておりました。
自分もいつか、後に続く後輩等に尊敬され、目標とされる人間となれるよう
努力していきたいと思います。
本当にありがとうございました。
ねこっぱちさん
福祉にかける考え方で一番共感を持てて馬が合ったのは
ねこっぱちさんでした。
自分が此度、一歩前に踏み出すことができたのは、偏にねこっぱちさんの助言のお陰です。
本当にありがとうございました。
コザックさん
後半、なかなか一緒に仕事をする機会に恵まれませんでしたが
未経験から初めて現場に入った戦友として、大変誇りに思います。
出来の悪い自分は成長していくコザックさんを見て、正直に言えば焦ってばかりでした。
道は違えど、自分もコザックさんに負けぬよう、切磋琢磨してきたいと思います。
共に学ぶ事が出来て光栄でした。本当にありがとうございました。
藤子さん
同い年ですがキャリアとしては大先輩で、凄く尊敬してました。
右も左も分からない自分を細かなところまで面倒を見ていただいて本当に助かりました。
緊張せずに話せる愉快な人柄で、採用されてすぐに話しかけてくれたのも藤子さんでした。
また、ラーメン喰いにいきましょう。本当にありがとうございました。
梅子さん
不思議と『先輩』という威圧感を感じさせず、友人のように話を聞いて下さいました。
いい加減、ではなく『良い加減』の脱力で、とても一緒に仕事がしやすかったです。
お世話になりました。本当にありがとうございました。
ご老公さん
シフトの周期が完全に裏となっていたため、ご一緒にお仕事が出来たのは
たったの一度きりでした。
ですが、その一度でも優しく暖かな人柄と、波乱万丈の人生経験の豊富さが垣間見え
もっと一緒にお仕事する機会があったら、と非常に惜しく思います。
本当にありがとうございました。
社長
新卒の尻の青い自分をここで学ばせて頂き、誠にありがとうございました。
報告、連絡、相談のいろはに始まり、PDCAサイクルといった
自己の変革、向上手段など大変勉強になりました。
不束者でしたが、目をかけていただいた大恩を、自分は忘れません。
いずれ何らかの形でこの御恩に報いれたら、と思い日々精進致します。
本当にありがとうございました。
最後に
フドウの日記を見ていただいた皆様
誠にありがとうございました。
このボヌール寺尾という施設に勤めることが出来て
自分は本当に嬉しく、幸運に思います。
重ね重ね、本当にありがとうございました。
フドウ